時空を制するものはセンター日本史を制す
こんにちは!
かずです。
人に何かを伝えるときに
「5W1H」
が大事ですよね。
5W1Hの何かが欠けてると
自分の伝えたいことも
相手に伝わらない。
日本史の場合も同じ
なんです。
5W1Hのどれか1つだけ
覚えても、センターでは
対応できない!!
では、次の①②の文を見てみて
ください。
どちらも、関ヶ原の戦いから
江戸幕府成立までを説明して
いきます。
あなたは、どちらがより相手に
伝わりやすい文だと思いますか?
①「関ヶ原の戦いのあと、1603年に
江戸幕府が成立しました。」
②「関ヶ原の戦い(1600年)で
1603年に、家康が征夷大将軍に
任命され、江戸幕府が成立しました。」
だいたいの人が
②
と答えると
思います。
正解です!
おめでとうございます!
ただ、
②で完璧だと思わないで
ほしいんです。
「えっ、どこがダメだの?」
そう思ったあなたは要注意です!!
あなたは、
いつも
「いつ何がなぜ起こったか」
で暗記してませんか?
これだとセンター8割は無理です!
ずっと6割のままです。
ここで何を言いたいかというと、
「場所」が抜け落ちて
いますよ!
ということ。
必ず、歴史の出来事には
「場所=舞台」
が存在します。
その点をおざなりにしてしまうと、
センターの地図問題に
対応できないばかりか、
歴史上の事柄を正しく
理解できません!
あなたは、関ヶ原の戦いは何県で
起こった戦いか分かりますか?
答えは
「岐阜県」
です!
歴史に詳しい方でないと
分からないと思います。
でも、
この「岐阜県」が
すごく大事!
上の図を見てみてください。
「関東地方」を中心に勢力が
大きかった
vs
五奉行筆頭で「西日本」に
絶大な影響力のあった
1600年、2つの勢力が日本列島の
場所で戦ったんですよね。
結果、徳川家康が勝利。
↓ だから
任命され、「江戸」を本拠地に
江戸幕府を作れたんですよ!
と地図を見ながら、「時間」だけ
ではなく、
「空間」
でも
理解した方が圧倒的に頭に
入りやすいと思いませんか?
関ヶ原の戦いがどのような
流れで経過し、江戸幕府が
成立したのかを白地図にプロットしてみましょう!
まずは、
出来事を覚えるときに、
地図を見ながら「場所」を
意識してみてください!
では、また!
次回は、「授業との付き合い方」
についてあなたにプレゼント
しますね!