学校では教えてくれない勉強法 ~日本史の教科書は百科事典だと思え!~
日本史の流れを理解して、重要語句も覚えて、
センター日本史で8割をとって、
志望校に一発合格!
こんな未来を手に入れたいですよね。
日本史の流れをなかなか理解できず、
重要語句を覚えるのも苦労して、
センター日本史では5割しかとれず、結局志望校には受からず…
こんな風に終わってしまったら嫌ですよね。
だから、今回は学校では教えてくれない
正しい日本史の教科書との付き合い方を
伝授します。
よく学校の先生からこんなこと、
言われていませんでしたか?
「センター日本史は教科書から
出るんだから、教科書をしっかり
理解して覚えてくださいね!」
日本史Bの教科書というと、法律みたいな
お堅い文章が目が回りそうなくらい書いてあって、
読むだけで勉強のモチベーションが下がる、
あれです。
「先生が言うんだし、日本史の教科書を覚えるか…」
と言って、1ページ目から読み進めようなんて、
思っていませんか?
私は断言します。
教科書はインプット用の教材としてではなく、
「辞書」の役割で使用してください!
確かに、先生の言っていることも
間違っていません。
センター日本史は山川出版社の
『詳説日本史B』から出題されている
ことは事実です。
しかし、日本史の教科書は初学者向けに
書かれていないので、日本史初心者のあなたが
教科書から日本史の勉強をスタートさせると
必ず失敗します。
よく考えてみてください。
先生は日本史が得意中の得意だから
先生になったんです。
当然、初学者のあなたと
日本史が得意な先生とは
勉強法が同じなわけない
ですよね。
さらに、日本史のインプット用の
講義系参考書には教科書以外の
選択肢も豊富です。
「金谷のなぜと流れと分かる本」(ナガセ)や
「石川の実況中継」(語学春秋社)、
「教科書よりやさしい日本史」(旺文社)など
あなたのレベルに合った参考書がそろっています。
では、今からあなたに教科書を辞書として
活用する場面と手順について説明します。
【教科書の特徴】
膨大な日本史の情報を「詳しく」かつ
「コンパクトに」まとめられています!
【教科書を使うときの場面】
インプット教材(例:『スピードマスター日本史』)や
センター日本史の過去問を解いていたときに解説を
見ても分からない問題に出会ったときに使用します!
【手順】
①教科書の索引ページ
(『詳説日本史B』p426~439)を
開きます。
②分からない単語の頭文字を
探します。
索引はあいうえお順になっています。
例:明治維新が分からない場合
➡頭文字「め」(p438)を探す
③分からない単語の該当ページを開きます。
例:明治維新が分からない場合
➡p261を開く
④該当ページ周辺を読みこむ。
例:明治維新が分からない場合
➡p261~272 L3
センター日本史で8割取るための第一歩として、
日本史Bの検索ページを
開いてみましょう!